ウェイトリストで順番待ちしていたプレイグループから、一人分の枠が空いたと電話があった。1年くらい待つかも、と言われていたのに、なぜか申し込みから1ヶ月半。突然の朗報だけれど、最初に参加したグループと曜日が重なるため、どちらかを選ばなくてはならない。一度出てみて決めるのがいいだろう。来週行きます、と返事する。
参加当日。地図を見ながら、しかも家から5分の距離なのに、道に迷って10分遅刻。このグループ(仮にB)は週二回。保育士の女性一人と、グループメンバーの親のうち当番の一人、計2人が子供9人をみる。月一回の当番の日以外は、親は子供だけをグループに預け、終了時間に迎えに行く。最初のグループ(仮にA)は親も一緒に参加するタイプだったので、この違いは大きい。でも、そういう具体的な違いではなくて、なんだろう、AとBではなにか雰囲気が違うように思う。それぞれの特徴を、以下に思いつくままあげてみる。
グループA プログラムがカッチリ決まってる
そのわりに子供を自由に、好きなようにさせる
遊具もトイレもおむつ替えコーナーもきれい
参加している親の年齢層が高め
私以外みなドイツ人
わりと子供におしゃれさせてる(ちょっと高そうな服)
女の子が多い
グループB プログラムは決まってるけど適当っぽい
でも子供が違うことをしに行くと呼び戻す
遊具その他は清潔だけれど古い
参加している親の年齢はやや若め
ドイツ人でない親子が私以外にどうやらあと二組
(一組はレバノン)
子供の格好はわりと適当(汚れてもいいような普通の服)
男の子が多い
グループAの人達の、きちんとした人当たりの良さは、確かに心地よかった。ドイツに来て間もない私たち親子に何かと心配りをし、社交辞令だったとしても、そうと気付かれないくらいさりげなく、日本のことに関心を示し上手に質問をしてくれた。
比較してグループBは、どことなく庶民的。日本から来たと言うと、Tシャツの裾をガバっとまくり、おへその下の漢字の入れ墨を「読める?」と見せてくれる。1年間の滞在予定だと言うと「わざわざ来てすぐ帰るなんて気が知れない!」とズケズケ言う。しかも私が分かってるかどうか気にせず、早口でバンバン話す。なんだか庶民的、という印象は、このグループの保護者会に参加してますます強くなったけれど、そのことについては次回書く。
今、私はグループBに行こうと思っている。当の息子は、どちらのグループでも好き勝手に楽しんでいるようだ。